ニキビは多くの方を悩ませているお肌トラブルです。治ってはできる繰り返すニキビの原因はなんだろう、と思ったことはありませんか?
今回は思春期のときとは少し異なる大人ニキビのケアについて書いていきます。
ニキビができる原因
ニキビは正式には「尋常性ざ瘡」といい、皮脂の過剰分泌が原因で毛穴に皮脂が詰まったり、角質が厚くなり毛穴をふさいでしまうことで発生します。
毛穴を塞ぐことでそれを好むアクネ菌が増えニキビになるのです。
直接的な原因は毛穴の出口をふさいでしまうことですが、毛穴をふさいでしまう間接的な原因はさまざまです。
皮脂は10代から増え始め30歳頃まで多く分泌し、お肌の潤いを保ってきます。
ニキビに長く悩まされた人も一般的には30歳を過ぎると落ち着いてくることが多いです。
20代のニキビケア3選
毎日2回の洗顔をする
洗顔はどのくらいすればいいのか?
答えは「朝と入浴後の一日2回」です。
スキンケアで一番大切なのは「汚れを落とすこと」といわれますが、正しくは「最低限のケアで効果的に汚れを落とすこと」が大切です。
洗顔もやり過ぎは禁物です。
朝のお肌は、夜のスキンケアが酸化したり、汗をかいたり、寝具の汚れがついていたりと意外と汚いんです。
朝は洗顔料を使って洗顔をして汚れをきちんと落としましょう。
夜のスキンケアではメイクを落としてからお風呂に入り、お風呂の最後かお風呂から出たあとで洗顔をしてシャンプーなどもしっかり落としてから保湿をしてみてください。
質のよい睡眠をとる
睡眠は長くとることも大事ですが、それよりも質のいい睡眠をとることを意識してみてください。
夏や冬で気温によって眠りにくいときはエアコンをつけて寝て快適な環境をつくることも必要です。
現代人で一番睡眠を阻害している原因はやはり「スマホ」です。
スマホの画面をみることによって、自律神経系である交感神経が優位になります。
交感神経は活発に動いている時、運動モードの時にはたらく神経系です。
寝る時やご飯を食べた後はリラックスする副交感神経が優位にならないといけないのですが、現代人はスマホやパソコンを常に触っているの一日のうちほとんど交感神経が優位になっているのです。
寝る前にスマホを見てしまうと約2時間は交感神経が優位のままなので、寝付きが悪くなったり眠りが浅くなったりします。
寝る前の1時間はスマホを見ないことが理想ですが、難しければ1分でも短くすることを意識してみましょう。
さらに、寝る際はスマホの通知をオフにして少しでも遠くにおいて寝てみてください。
血行をよくする
ニキビができやすい人は肩こりがひどかったり、全身の老廃物がたまってリンパ節から排出しきれなくなって毛穴から老廃物がでようとしている場合が多いです。
血行をよくし老廃物を排出することが必要なのですが、よくあるリンパマッサージでひたすらゴリゴリと手で流すようなマッサージを見たことがあると思いますが、ゴリゴリは逆効果なのでNGです。
リンパ開口部といわれるリンパの出入り口は力が加わると閉じてしまうのです。
特にお顔のマッサージは力を加えると摩擦になったり、刺激になるので要注意ですよ。
テンションをかけて流す必要もありません。ただ撫でるだけで大丈夫です。
老廃物がリンパから流れてくれることで毛穴からでてくることがなくなるのでニキビを減らすことにつながります。
まとめ
ニキビの原因はさまざまな要因が密接に関わっていることが多いです。
まずはスキンケアと生活習慣を見直して健康的な生活を意識してみましょう。
ニキビは必ずよくなりますし、ニキビがなくなるとメイクもおしゃれも楽しくなりますよね。
ニキビができやすい人は少しの環境の変化でもできてしまうので、増えてしまった場合も気に病み過ぎず、なぜできてしまったのか振り返って改善していけば大丈夫です。
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